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by firtreeSeikotsu

神経を中心とした障害をどう診るのか ~ヘルニア、坐骨神経痛、脊柱管狭窄症~

こんにちは。




最近、かなり忙しくしていまして、ブログ更新がご無沙汰でした。




神戸市北区にある、体の歪みを科学する治療院、もみの木治療院です。





当院は民間の医療なので、レントゲンやMRIのような検査機器はございません。





ですので、いろんな検査を駆使して患者さんの状態を把握します。





その中でも当院が特に重要視しているのが、神経診察です。





神経学の中の一つに、「機能神経学」という分野があります。




日本では国家資格である鍼灸や柔整にもまだまだ取り入れられていない分野ですが、海外では徒手医学に取り入れられています。




Functional Neurologyと言います。


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上はランディ先生の著書です。素晴らしい内容ですので、施術家なら一読したいところです。この書物は医者が書いたものではなく、徒手の治療家が書いたものだということに大きな意味があるのです。




医者は医者の視点から書物を書きます。ですので、やはり民間医療のものができないような検査機器や投薬についてでてくるので、私たちが読めば実践はそこまでになります。




しかし、この書物はカイロプラクターが書いたものなので、徒手療法家ならどうするのかという視点で書かれています。徒手療法業界のレベルアップのために、今後、このような書物が日本語に翻訳されることを願ってやみません。




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この書物の中でこのような記載があります。


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ここには興味深いことが書かれているのです。






たとえば、腰痛や、腰か臀部から脚にかけて症状がある方が病院や接骨院などに行くと必ず検査をされると思います。





前屈や後屈などの動きの検査。


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SLR(仰向けで脚をまっすぐに持ち上げる)などの徒手検査。

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足首を挙げたり下げたりする筋力検査。




スネや足の甲・裏あたりを軽く触れたり、鋭利なものでチクチクしたりする触覚検査。

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いろんな検査がありますね。




しかし、たとえこれらの検査をしても、分からないことがあります。




というのは、触覚一つとっても、神経線維の違いにより、感じ方が変わるからです。太いのから細いのまで、神経線維はそれぞれ特徴があるからですね。




さらに、触圧覚でも、the myelinated fiber(有髄)もあれば、the unmyelinated fiber(無髄)もあります。

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上の絵は神経伝導の時間で、どちらが速いかという説明の図です。





これは国家試験の生理学でもよく出てくる基本事項です。





この速い遅いの線維で、圧迫を受けた時、影響を受けやすい、受けにくいがあるのです。





伝導が速い、太い線維のほうが圧迫の影響を受けやすいのです。




ですから、痛覚、触感覚(the unmyelinated C fiber)は障害を受けていないが、振動覚(the myelinated A fiber, especially Pacinian corpuscles)は損傷を受けていることがあります。





触られたら分かるけど、振動が鈍いということになるのです。痛覚検査と触った感じだけの検査をして、大丈夫と誤診されやすいのです。





このように、感覚は感覚でも触った感じだけを見て、大丈夫ですねと言われて、痛み止めだけ飲んだり、歪んでいると言われて骨盤矯正、筋肉が硬いからですよと指圧などを受けていると次第に痛みが悪化するようなことになりかねないのです。





神経線維でもどこまでがやられているのか、、、。





そして次に、どの場所がやられているのか、振動覚の低下が始まる境界線を探すことになるのです。





このような診方をして、施術計画を立てていきます。





当院では神経を重要視して、初診では時間を取って状態把握を行います。骨盤が歪んでいるだとか、筋肉が弱い硬いとか、そんな見方だけで決めることはありません。




ですので、初診で問診、検査だけで1時間かかることもよくありまして、予約の関係上、初日は治療ができないということもよくあります。ですので、焦らないでじっくり腰を落ち着けて治療するという気持ちでいらしてください。




もし、治りが悪い方がいらしたら、一度ご相談ください。





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by firtreeSeikotsu | 2017-07-23 17:40 | 私の視点 どう考えどう治療するか | Comments(0)