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by firtreeSeikotsu

私の視点 ~産後のお腹~

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こんにちは。



神戸市北区で産後ケア研究と普及の活動をしています FirtreeLaboです。



今回は当ラボが「産後のお腹」についてどう考えてケアをご指導しているのかをお伝えします。



お腹はマイナートラブルの主原因

 産科の書物に目を通すと、胎児の成長や胎盤や子宮の変化などについては細かく書いてあります。



 しかし、内臓や赤ちゃんを守っている腹壁や骨盤底に関してはほぼ記載はありません。



 現代医学は臓器への研究は詳しく、先進医療などは凄まじい発展を遂げていますが、その一方で筋肉に関する研究や骨格の不正に関する研究はまだまだ遅れています。



 ですが、産後に残る筋肉の変化によって、産後のママさんはマイナートラブルに悩まされて、その後の人生を送ることになるのです。



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腹直筋とは

 さて、まずお腹が大きくなることの影響は筋肉に関して言えば、「腹直筋離開」が挙げられます。



 お腹が大きくなると、それに伴いお腹の皮ふも引っ張り伸ばされます。もちろん、皮下にある筋肉も伸ばされます。



 腹直筋、あるいはシックスパック(前から見たら6つのブロックに割れるからそう呼ばれる)と呼ばれる一番表層にある筋肉をご存知でしょうか?


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 いわゆる腹筋運動(クランチともいい、仰向けに寝てそのまま起き上がる動きで鍛える運動)で鍛える腹筋ですね。



 みなさんは、産後、お腹が出てしまって「早く戻さなければ!」と焦って前述の腹筋運動をしていませんか?


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 産後直後ならすぐに止めてくださいね。




お腹が裂ける?! ~腹直筋離開~

 腹直筋は縦に3つ、左右で合計6つに分かれていますが、その真ん中がお腹が大きくなるにつれて、引き裂かれてしまうのです。お腹が左右に引っ張られて、真ん中が縦に裂かれます。



 これを腹直筋離開と言います。



 肥満でお腹がせり出している方にも見られますが、妊娠で特徴的な症状です。



 ある研究では妊娠後期には66%の妊婦に腹直筋離開が見られたとある。また、産後5週~3か月の女性にも依然として離開が見られた。



 別の研究では、泌尿婦人科に来た547名の女性患者のうち、52%は持続的な腹直筋離開を有していた。



 このように、お腹が裂けてしまい、そのままにほおっておくと、腹部に力がうまく入らないせいで、背部痛、臓器下垂などさまざまなマイナートラブルにつながります。


お腹に力が入らない

 赤ちゃんがお腹の中にいる間、お母さんはできるだけお腹に力を入れないようにします。それは無意識でお腹の赤ちゃんを守ろうとしているのです。



 ですから、背中の筋肉でバランスを取ろうとします。妊娠中に腰が痛くなる方はこのせいなのです。



 主に入らなくなるのは下腹部ですね。お腹にいた赤ちゃんんが出て、空虚になったお腹に力が入らないのです。



 このせいで、体幹がしっかりせずに、やはり背骨の筋肉に頼って動くことになり、腰痛やバランスの低下が発生します。



安易に体幹トレーニングをしてはいけません

 そこでインナートレーニングとか、体幹トレーニングやヨガ、ピラティス、負荷をかけたトレーニングなどを推奨されていますが、本当にいいのでしょうか?



 ちゃんと力が入らない体に、そのようなとレーニングをしたところで、動いてほしい筋肉は動かず、それをカバーしようとしてアウター筋が働きます。



 その結果、筋バランスはそのままで何も変わらないという結果になります。むしろ、アウター筋とインナー筋の筋出力の差が大きくなり、ますますマイナートラブルが発生しやすい身体になってしまいます。

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産後の適切な知識を持ったセラピストと共に!

 ですから、腹直筋離開があれば、それがさらに開かないように、適切な運動が必要です。運動というよりは、身体の使い方を覚えていかないといけません。



 また、お腹に力が入らないといって、やみくもにトレーニングをすると、使ってはいけない筋肉ばかりを使って動くことになります。ですから、使うべき筋肉を使えるように、しっかりと管理下でのトレーニング、身体の使い方が必要です。



 これらは産後のお体の変化をちゃんと理解したセラピストでなければ指導できない内容です。現代の医学知識ではまだまだ常識とはなっていないからなのです。
 
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施術家の方へ



産後の骨盤矯正を「通常の矯正」と同じような形でされているなら要注意です。



骨盤底筋群について「ただ骨盤の底にある筋肉で産後弱る」くらいしか知らないなら、骨盤底のトレーニングを指導するのは危険です。



骨盤底筋群を「肛門しめて」「尿を止めて」のようなアドバイスしかできないなら、それは素人と同レベルです。



産後のコリ、よく整骨院やマッサージで揉む場所がありますが、そこは揉めば揉むほどコリが悪化する場所かもしれませんよ。



仙腸関節のモビリゼーション、あるいはAKAを産後の方に施術するとき、全種類の離開法、すべり法をかけていませんか? 緩んだ靭帯の方向にかけると余計に悪くなります。



産後のメンタル面の問題を抜きにして、施術を行っていませんか? ひょっとして施術者とママさんとの心のズレがあるかもしれません。



ボンディング障害になっているかもしれないクライアントと、どのように接しますか?



産後の変化は骨盤矯正だけでは、まず戻せません。マッサージを足しても不十分です。



それは周産期医療を知れば知る程分かります。



もし、目の前のクライアントさんを大切に思うなら、ぜひ当プロコースの講座をお受けください。



クライアントさんの笑顔が最高のやりがいとなるはずです。



〒651-1301
兵庫県神戸市北区藤原台北町6-7-12
もみの木治療院
078-981-1089(要予約)
WeLLNeX 産後トータルケア事業部




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by firtreeSeikotsu | 2019-03-23 15:02 | 私の視点 どう考えどう治療するか | Comments(0)