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by firtreeSeikotsu
小学生~中学生にかけて膝が痛くなることがある。


スポーツをしている子に多い。


これは、スポーツで行う激しい運動に膝の骨がついていっていない結果だ。



一般的な定義を記す。


スポーツでの使いすぎにより、成長期に見られる軟骨の剥離骨折(軟骨が引き剥がされかける状態)になる。

大腿四頭筋(太ももの前の筋肉)の過度の収縮(膝を伸ばす)を繰り返すことが原因で発症する。

膝蓋腱の脛骨付着部(膝蓋骨下のすねの骨の隆起 脛骨粗面)に繰り返し刺激が加わり、変形、膨隆が生じて、その結果、膝蓋腱脛骨付着部が剥離損傷を起こす。

安静時には症状が現れることはないが、脛骨粗面に圧痛と運動痛が生じる。

オスグッド氏病(成長痛)_a0070928_19255944.jpg





以上が一般的な定義だ。



さて、

この傷害になると、大抵は冷却、温熱、電気、安静、湿布、マッサージ等の処置が施される。

しかし、これだけではなかなか治療効果がでるとは言いにくい。



ゆえに、なかなか痛みが引かなくて、クラブの引退を余儀なくされる子も中にはいる。

病院へ行っても処置がほとんどしてもらえない。



ドクターには、

『成長が止まれば、痛みも治まる』と言われる。


明日、運動をしたいのに『成長が止まる』までって・・・・。









『待てる訳ない』

それがクラブをしている子供たちの本音。









では、なぜ治らないか?




それは、




膝の下(痛いところ)ばかりを診ているから。







原因と結果の区別をせずに、ただひたすら結果だけに処置を施しても効果はでない。









確かに、痛いところは膝の下。

でも、大腿四頭筋(太ももの前の筋肉)が疲れて膝に負担を強いている。

それを重点的にケアする。

だから、ストレッチやらマッサージは自分でできるケアだ。






さて、

最近、当院へバスケをしている男の子が来た。

中学生で両膝が痛くなり、練習ができなくなっていた。

治療院に通っていたが、痛みが治まらなかった。

そこで、コーチの紹介で当院へ来たというわけだ。

施術数回でほぼ痛みが消失して、現在は練習へ復帰している。





オスグッド氏病でも、手遅れになる前にちゃんとしたケアと施術を行えばすぐに復帰が可能となる。

医療の情報をどのように手に入れるかで生活が変わる。

昔なら、『もうだめだ』『こんなもんだ』とあきらめていたであろう傷害が、今はインターネットという情報を介して治癒が可能となる。





情報を持つ者と持たざる者の間には、確実に差が生じる社会となりつつあるようだ。






【バックナンバー】

オスグッドに関する記事はこちら

「オスグッドが治らない理由」http://firtree.exblog.jp/13839470/

「難治性オスグッド」http://firtree.exblog.jp/11267421/

「オスグッド氏病、膝に問題なし」http://firtree.exblog.jp/10478249/



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# by firtreeSeikotsu | 2007-08-30 14:39 | 施術